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券売機の相場について、新品の場合、レンタル・リースの場合、中古の場合などをそれぞれ調査しました。券売機の導入を検討されている方は、ランニングコストも併せてご参照下さい。
券売機の導入を考える際、価格は最も気になるところ。本サイトにて、ボステック、グローリー、芝浦自販機、Fujitaka(フジタカ)、寺岡精工、マミヤ・オーピー、NECマグナスコミュニケーションズ、システム東京、株式会社アイタック、スペース、デンケン、バルテックジャパン、エルコムの券売機の新品価格を調査した結果は下記のとおりです。
ボタン式よりタッチパネル式の方が、低額対応機より高額対応機の方が価格が高くなっています。特にタッチパネル式では、大画面のものやキャッシュレス決済・多言語対応など、さまざまな機能が搭載されたハイスペックなものほど高額です。
費用を抑えて券売機を導入するなら、レンタルやリースという手段もあります。どちらも製品を「借りる」という点では同じですが、契約期間が異なります。一般的にレンタルは短期、リースは中長期で、レンタルでは他の人が使った中古品を、リースはリース会社が購入した新品を利用します。
卓上型・自立型・タッチパネル型それぞれの券売機のリース・レンタル価格の目安は、以下の通りです。
「とりあえず券売機を試してみたい」「費用を抑えて導入したい」という方は、中古の券売機を購入する方法もあります。中古の最大のメリットは、やはり新品との価格差です。特に、有名メーカーの券売機や高額紙幣対応機は、新品で高額ということもあり、中古品の需要が多くあります。ただし、その人気のため、すぐに売り切れてしまうものが多いです。
メーカーや機能、年式によって価格は大きく異なりますが、費用相場はボタン式で30万円〜70万円台となっています。タッチパネル式なら50万円〜100万円以上。ハイスペックな機種では、200万円近くするものもあるようです。
券売機には高額紙幣を含めた全ての紙幣に対応しているタイプと、千円札だけに対応しているような低額紙幣対応型があります。
当然ながら、全ての紙幣に対応できる全札対応型の方が券売機としての機能性に優れており、費用も高くなる傾向に。一方、低額紙幣対応型は券売機そのもののコストは抑えやすいものの、高額紙幣の両替機を同時に導入しなければならないなど、周辺機器や環境を整えるための追加費用がかかる可能性があります。
券売機そのものの目安価格は、低額紙幣対応型であれば50万円程度、全札対応型であれば120~130万円程度は見ておくべきでしょう。
従来のボタン式券売機か、液晶画面に触れて操作するタッチパネル式の券売機か、どちらを選ぶかによっても導入コストは変わります。
構造や機能がシンプルな分、ボタン式の方が本体価格では安くなります。しかし、あらかじめ決められたレイアウトに従ってメニューを反映させなければならず、定期的にメニューや内容の変更がある場合は後々に物足りなさを感じるかも知れません。
タッチパネル式であればメニュー変更がスムーズに行えて、各商品の説明やアピールも容易になります。ただし、設定変更を自分でできるのか、業者によるサポートが必要なのか、サポートが必要であれば有償か無償かも事前に確認が必要になるでしょう。
ボタン式の券売機はおよそ50万円、タッチパネル式券売機はおよそ120~130万円が目安となっています。
単純に券売機としての機能だけを備えているタイプの他にも、昨今は多言語対応や集計・分析機能、POSレジシステムとの連携といったオプション機能を搭載している券売機も少なくありません。
基本的にオプションを追加して機能拡張を進めるほどに券売機のコストも増額されます。
70~80万円程度で購入できるものから、200万円以上の金額になるものもあり、コストとニーズのバランスを検討して券売機を選びましょう。
参照元:居抜き店舗ABC(https://www.abc-tenpo.com/contents/featured/31394.html)
券売機購入後のランニングコストとしては、故障・不具合が起きた際の修理代や部品代があります。今後起こりうる故障トラブルを想定し、保守メンテナンスサービスを申し込む場合には、契約料や利用料などもかかります。
稼働後には電気代や券のロール紙代がかかりますが、電気代年間0.6円、ロール紙1.2万円ほどと、さほど大きな金額ではありません。
一番気になるのは、券売機を導入することで、どのくらい人件費の削減につながるかという点でしょう。 5年間にかかるコストは、以下の通りです。
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※公式サイトに500円改鋳への対応を表記し、導入事例を公式サイト上で公開し、かつ参考価格を公式サイトやポータルサイトに公開している3社。価格は2022年2月時点のものです。