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温浴施設で券売機を導入する際の注意点について、導入するメリットや選び方、導入事例、注意するポイントなどをご紹介します。
さまざまな年齢・国籍のお客様が訪れる温浴施設。最近ではマッサージやリラクゼーション、飲食、アメニティの販売など、入浴以外のサービスを提供している施設も多く、訪れる人の目的、施設側の業務内容が多様化しています。
券売機なら、こうした温浴施設での業務を効率化し、お客様の回転率を上げることが可能です。その上、キャッシュレス化により館内での財布・荷物の持ち歩きをなくし、トラブルを防止することもできます。
リピートを促進するための回数券や、ポイントカード・クーポン券を導入している店舗では、回数券の処理、ポイントの付与などをコードで行うことで、効率的で間違いのないサービスを提供することも可能。
券売機とセットでゲートシステムを導入すれば、入退場を自動チェックすることができ、人件費の削減はもちろん、全体の入場者数把握や売上管理により、データを活用した経営も行えます。
温浴施設は基本的なメニューが変わらないため、家族経営の銭湯など、店舗の規模によってはボタン式で十分というところも多いでしょう。ボタン式は価格も安く、導入しやすい点でも喜ばれています。
一方で、ボタン式ではメニューの柔軟なカスタム対応が難しく、軽減税率にも対応できません。
年齢や時間帯、利用内容によって金額が違うような施設、さまざまなメニューを提供しているお店などでは、タッチパネル式がおすすめです。
タッチパネル式は機械本体の価格は高いですが、おすすめメニューを分かりやすく表示したり、時間帯によって価格表示を変えたり、お会計の前に他のサービスやアメニティを勧めて客単価アップを図ることなども可能です。また最近では、電子マネー決済など高度な機能を求める店も増えており、タッチパネル式の需要も高まっています。
中には50万円台のタッチパネル型もありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
導入機種 | FCL-27V |
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メーカー名 | BOSTEC |
導入機種 | KA-Σ |
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メーカー名 | 芝浦自販機 |
導入機種 | 記載なし |
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メーカー名 | TIS |
温浴施設で券売機を導入する場合、提供しているメニュー数が少ないならボタン式、多いならタッチパネル式がおすすめですが、メニュー数やサービス内容を考慮して慎重に選ぶことが大切です。特に、キャッシュレス決済や多言語対応などの機能は、今多くの施設で求められていますので、ぜひ検討してみて下さいね。
ただし購入の際は、2021年の500円玉改鋳、2024年の新紙幣発行も視野に入れて、新品の購入をおすすめします。
券売機の製造・販売を行っている会社を13社調査し、「2021年の500円改鋳に対応&導入事例が豊富な3社」をピックアップ(※)。その3社の券売機を費用の安さと機能性で比較してみました。導入事例はホバー(スマホはタップ)すると詳細が確認できます。
※公式サイトに500円改鋳への対応を表記し、導入事例を公式サイト上で公開し、かつ参考価格を公式サイトやポータルサイトに公開している3社。価格は2022年2月時点のものです。