公開日: |更新日:
このページでは券売機のラッピングについて、目的やメリット・デメリット、ラッピングの方法などをまとめて解説しています。
券売機のラッピングとは、券売機の本体にオリジナルのデザインを施して、券売機のイメージを変えるための方法です。
例えばインテリアとして用意する品々や内装にまでこだわってデザインした店舗において、いかにも機械的な券売機があることで全体の雰囲気が損なわれてしまうと考える事業者もいるでしょう。また、券売機にオリジナルのロゴやブランド名をプリントすることで、統一感を出すことも可能です。
券売機のラッピングには、あらかじめ決められているパターンの中から選ぶものから、完全オリジナルでデザインできるものなどもあり、どのようなサービスがあるのかあらかじめチェックしておくことも必要です。
券売機のラッピングを利用する代表的な目的の1つが、店舗の内装やインテリアの1つとして券売機を組み込み、店舗イメージに統一感を出すことです。
券売機のラッピングを有効的に活用することで、イメージにあったデザインへ券売機を変更することができます。ただし、目的とするデザインにラッピングできるのかどうか、事前に確認しておくことも必要です。
券売機に店名や企業名などを印字しておくことで、券売機にまでこだわって設備環境を整えている雰囲気を示せます。
オリジナルのデザインラッピングが可能な場合であれば、券売機に商品のイメージ画像をプリントしたり、購買意欲を促進するデザインを施したりしておくことで、プロモーションの一環として利用できることもポイントです。
券売機を印象的なデザインにしておくことで、そこに券売機があると利用者へ分かりやすくアピールできることも重要です。
ただし、券売機をアピールするためには券売機までの動線や店内の位置関係なども合わせて考慮することが欠かせません。
神奈川県横浜市にあるベンダーキッチン日吉店では、店舗前にあえて真っ赤にラッピングされた券売機を導入しています。
通行人の目を引きやすい印象的なデザインにすることで、券売機へ注目させて、そのまま来店を促す効果を発揮していることがポイントです。また、画面デザインもまとめることで全体の雰囲気を統一していることも重要です。
仙台市青葉区のカレー店であるカツカレー丁屋では、券売機のラッピングにブランドカラーであるイエローを取り入れることで、店舗デザインの一部として活用している上、販売商品であるカレーのイメージを引き出しています。
神奈川県川崎市のからひげでは、小型卓上券売機にラッピングを活用して、券売機の存在感を高めています。
ショッキングピンクに塗られた店内の壁の前に、メタリックなグレーでラッピングされた券売機を設置することで、コントラストを高めて券売機の位置を分かりやすくすることに成功しました。また、筐体カラーを暗くして明るいタッチパネルの視認性がより強調されていることも重要です。
ラッピングをすることで、券売機が悪目立ちして結果的に店舗内の雰囲気が乱れるリスクもあります。
どのようなラッピングができるかは、メーカーや販売業者、機種によって変わります。そのため目的通りのラッピングができるかどうか、事前に確認しておかなければなりません。
券売機を交換する時にラッピングの手間がかかって、導入まで時間が長くかかってしまうこともあります。
券売機のラッピングは使い方によって企業イメージをアップさせますが、一方でラッピングをやり過ぎればかえって店舗のイメージを悪化させるリスクもあります。
ラッピングを検討している人は、必ず実際の店舗イメージやデメリットも考慮した上で考えるようにしてください。
券売機の製造・販売を行っている会社を13社調査し、「2021年の500円改鋳に対応&導入事例が豊富な3社」をピックアップ(※)。その3社の券売機を費用の安さと機能性で比較してみました。導入事例はホバー(スマホはタップ)すると詳細が確認できます。
※公式サイトに500円改鋳への対応を表記し、導入事例を公式サイト上で公開し、かつ参考価格を公式サイトやポータルサイトに公開している3社。価格は2022年2月時点のものです。