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美容室・理容室で券売機を導入する際の注意点について、導入するメリットや選び方、導入事例、注意するポイントなどをご紹介します。
一見、券売機の導入とは縁がないように思える美容室・理容室ですが、近年、1000円カット専門店や、カラー専門店など専門店を中心に、券売機の導入が進んでいます。
券売機を導入することで、お会計を効率することができる上、さまざまな決済方法や多言語に対応した機械を導入することで、顧客を拡大できる、などのメリットがあります。
ただし、シンプルなオーダーを基本とする理容室や専門店と違い、ゆったりした時間やサービスに価値が求められる美容室での導入は要注意。なぜなら、美容室では、店舗に一歩足を踏み入れた瞬間から、スタッフに見送られて帰るまでが一連のサービスであり、1つ1つの過程で満足度をいかに高めるかが、順調な店舗経営を支えるポイントだからです。お会計を機械化することで「サービスが低下した」と思われないよう、導入の際は、より接客に集中し、+αの満足度を得られるよう気をつけましょう。
利用者1人1人の細かなニーズに応え、顧客満足度によってリピーターを獲得している理容・美容室。専門店のように、メニューがシンプルで数が少ない店舗なら、ボタン式もおすすめです。ボタン式は価格が安く、導入しやすい点も魅力です。ただし、ボタン式はメニューの柔軟なカスタム対応が難しい上、軽減税率にも対応できません。最近はオペレーションの効率化を図るため、高度な機能を求める店も増えており、タッチパネル式の需要も高まっています。
タッチパネル式ならメニュー画面を自由にカスタマイズできますし、「押し売り」を思われないよう、スムーズにヘアケア商品を提案することも可能です。さらに、券売機の上部に動画広告を入れてキャンペーンを告知したり、お店からのお知らせを加えることで、お客様1人1人に告知する手間が省けます。
また、最近ではスタイリッシュなデザインの券売機も増えています。店舗に合わせてデザインをカスタマイズすれば、サロンの雰囲気を壊さず導入することもできますね。
ボタン式に比べて、タッチパネル式は機械本体の価格は高いですが、中には50万円台のタッチパネル式券売機もありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
導入機種 | 記載なし |
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メーカー名 | 記載なし |
導入機種 | TA-FX |
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メーカー名 | 芝浦自販機 |
導入機種 | S-KTV-K |
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メーカー名 | セルフレジJP(株式会社パルサー) |
美容室・理容室で券売機を導入する場合、提供しているメニュー数が少ないならボタン式、多いならタッチパネル式がおすすめです。特に、顧客満足度を重視したいサロンでは、キャッシュレス決済や多言語対応などの機能、柔軟なメニュー表示などで、サービスの質を上げてくれるタッチパネル式が良いでしょう。
ただし購入の際は、2021年の500円玉改鋳、2024年の新紙幣発行も視野に入れて、新品の購入をおすすめします。
券売機の製造・販売を行っている会社を13社調査し、「2021年の500円改鋳に対応&導入事例が豊富な3社」をピックアップ(※)。その3社の券売機を費用の安さと機能性で比較してみました。導入事例はホバー(スマホはタップ)すると詳細が確認できます。
※公式サイトに500円改鋳への対応を表記し、導入事例を公式サイト上で公開し、かつ参考価格を公式サイトやポータルサイトに公開している3社。価格は2022年2月時点のものです。