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このページでは、プラスチック券売機の特徴やメリット・デメリットについて、詳しく解説しています。
プラスチック券売機とは、通常の紙を発券する代わりにプラスチック券(プラ券)を発券できる券売機です。
プラスチック製の券を使えるプラスチック券売機であれば、一度発行した券を再利用することができます。そのため、ロール紙を定期的に交換するためのランニングコストを節約できることも重要です。
プラスチック券売機の導入メリットとして大きなものは、ランニングコストを削減できるという点です。
また、ロール紙の在庫が切れて券売機を使えないといった事態も予防できます。
プラスチック券には文字を描くだけでなく絵や写真を使うこともできるため、例えば券の視認性や識別性を高めたり、デザイン的に遊んだプラスチック券を使えたりすることもメリットです。
最初から用意されているプラスチック券が利用されるため、どうしても商品の種類は通常の紙の券売機よりも少なくなりがちです。
ロール紙の交換が不要な反面、プラスチック券は使用されたプラスチック券を再び筐体へ補充しなければならず、メンテナンスや補充タイミングも考慮しておかなければなりません。
プラスチック券売機は機種の選択肢が少なく、古い機種であれば中古品しかない場合もあります。また、古い機種では軽減税率や新貨幣に対応できないこともあるでしょう。
プラスチック券売機はランニングコストを抑えやすい反面、機種の選択肢が少なくて新制度に対応できないケースも少なくありません。
そのため、券売機を導入する際はランニングコストを考えるだけでなく、自社のメニュー数やサービス内容を踏まえた上で、トータルの利便性や今後のコストパフォーマンスを考えて比較検討するようにしてください。
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