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券売機を設置することで経営の効率化を図れる業態の一つに、カレー屋があります。カレー屋で券売機を導入するメリットや、機械の選び方、導入事例などをご紹介します。
少ないメニューの中で、主に1種類の商品を注文するスタイルのカレー屋では、券売機を導入することで、少ないスタッフでも効率的に店舗の運営ができるようになります。券売機には、注文やお会計の手間を省いてくれるだけでなく、誤注文や無銭飲食を防いでくれる、売上げ管理ソフトなどと連動して、リアルタイムで売り上げを管理し、現状把握や経営分析できるなどのメリットがあります。
また、券売機のボタンを工夫することで、サイトメニューやトッピングを注文しやすくすることもできます。一度の注文数を増やし、客単価を上げることで、店舗の経営を安定させることも可能です。
最近では、訪日外国人が増えていることから、インバウンド対応の手段としても、多言語対応の券売機が注目されています。
ボタン式は価格が安く、操作も比較的簡単ですが、メニューの柔軟なカスタマイズが難しく、軽減税率にも対応できません。設定できるメニュー数も限られるため、メニュー数の少ない店舗を中心に導入されています。
一方でタッチパネル式は、機械自体の価格は高いものの、メニュー画面が柔軟に変えられるため、おすすめメニューを大きく表示したり、トッピングをアピールするなど、視覚的な販売戦略を強化することが可能です。また、パソコンから簡単にメニューを変更できる、売上をリアルタイムで集計できるなど、多彩な機能で効率的な店舗運営をサポートしてくれます。
カレー屋はセットメニューやトッピングメニューの種類が多く、ランチなど、時間帯メニューの表示も切り替えられたほうが売上アップにつながるはず。
よりアピール力のある券売機で積極的な店舗運営を行いたいなら、タッチパネル式がおすすめです。 価格面でも、中には低価格で導入できるタッチパネル型券売機もあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
導入機種 | BTi-M |
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メーカー名 | BOSTEC |
導入機種 | TK-1900 |
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メーカー名 | VALTEC |
導入機種 | Pay Cube |
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メーカー名 | 日本コンラックス |
カレー屋で券売機を導入する際は、メニュー数が少ないならボタン式、多いならタッチパネル式がおすすめです。また、「ランチとディナーでメニューを変えたい」「柔軟なカスタマイズで戦略的に店舗を運営したい」とお考えの方も、やはりタッチパネル式が良いでしょう。 ただし購入の際は、2021年の500円玉改鋳、2024年の新紙幣発行も視野に入れて、新品の購入をおすすめします。
券売機の製造・販売を行っている会社を13社調査し、「2021年の500円改鋳に対応&導入事例が豊富な3社」をピックアップ(※)。その3社の券売機を費用の安さと機能性で比較してみました。導入事例はホバー(スマホはタップ)すると詳細が確認できます。
※公式サイトに500円改鋳への対応を表記し、導入事例を公式サイト上で公開し、かつ参考価格を公式サイトやポータルサイトに公開している3社。価格は2022年2月時点のものです。